FY2025 GRANT RESULTS
2025年度助成実績
「UZETSU presents akasaka AKANE night」
UZETSU

2026年6月15日、赤坂氷川神社の境内を舞台に、当社の自社IPによる没入型インスタレーション「UZETSU presents akasaka AKANE night」を開催した。赤坂氷川神社にとって初となる夜間のアートイベントであり、約300名が来場、満員御礼となった。茜草・茜染をコンセプトに据え、レーザー・音楽・舞踊・身体表現を境内の建築と自然光・闇のなかに織り込み、言葉によらない非言語的体験として、日本の精神性と「言挙げせぬ」美意識を現代的な総合芸術へと翻訳した。茜の根をイメージしたオブジェは国内初の自立可能なエアリアル装置となり、特許申請を予定している。夜の境内では、灯りを落とした社殿と木々のあいだに茜色の光が滲み、太鼓の響きと舞い手の身体が闇から立ち現れては消える。茜をイメージしたアルコール・ノンアルコールのドリンク4種が株式会社四方様より用意され、観客は飲み・歩き・佇みながら、思い思いの位置から作品を楽しんだ。

実施事業の成果:
集客においては約300名を集客し、満員御礼で終演した。神社という日本固有の聖域を夜間に開き、現代芸術の場として再構築したことで、地域に眠る文化資源の新たな活用可能性を提示した。来場者からは、神域の静けさと光・音・身体・味覚が一体となる稀有な体験であったとの声が多数寄せられた。
SNSでは告知投稿が合計4万回再生されるなど、終演前から高い反響が見られた。メディア掲載においても、東京新聞デジタルをはじめとする媒体に取り上げられ(転載含む)、本事業の社会的注目度の高さがうかがえた。
また、フォロワー2万人規模のアーティストをはじめとする参加作家・出演者の発信が相互に拡散力を生み、告知段階から高いリーチを獲得した。さらに、ライフスタイル誌『GOETHE(ゲーテ)』への記事掲載も予定されており、終演後も継続的なメディア波及が見込まれる。
茜の根をイメージした自立可能なエアリアル装置の開発(国内初・特許申請予定)は、当社の表現技術における新たな資産となると同時に、最先端のクリエイティブと日本の伝統的な文化資源とを架橋する試みとして、今後の作品展開の核となるものである。本事業は単発の公演にとどまらず、日本各地に眠る文化資産を世界水準の非言語エンターテインメントへと翻訳・発信していく当社の中核的取り組みの一環としての波及が期待される。


